美魔女のつぶやき

阿蘇で暮らす自称美魔女の随想

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

The Paradox of Success

The following is the extract from The Paradox of Success by John R. O'neil. Though this book was published almost 30 years ago, it seems to me to be still thought-provoking and informative. The long-distance success sought by many is a har…

成功と幸福

10日あまり前に書いた「エリートビジネスマンの目指す先」とも関連しますし、近年よく耳にする「ワークライフバランス」にも関係することを以下、『成功して不幸になる人びと』から引用します。これは The Paradox of Success という本の訳本です。この英語…

The Paradox of Choice

You might assume that more choice means better options and greater satisfaction. But this is not the case according to the book "The Paradox of Choice" by Barry Schwartz. The following is the exrtract from the book. When people have no cho…

私の選択史

先の投稿記事で『なぜ選ぶたびに後悔するのか』という本を紹介していましたが、この本を買ったのは15年くらい前だったと思います。皆さんの中には、私がこの本を読んでいるので、その後の様々な選択においては、賢明な選択をされてこられたのだろう、と推察…

選択肢が多いことにご用心

社会が豊かになればなるほど、自由度が増し、色んなことに関しても選択肢が多くなる傾向にありますが、実は、選択肢が多いと、むしろ、マイナスに作用することが分かっています。以下は写真の本からの引用です。著者はアメリカの大学の心理学の教授。 選択肢…

人を素直に見る目はどこに?

振り返るに(多分今でも)私の人を見る目は、様々な思い込みや固定観念で濁り、かつ傾いており、素直な領域の外に位置していたことでしょう。 下は同じものを見ていても、文脈(や思い込み、固定観念、背景知識など)で異なるように理解してしまう例です。 I…

絵画を素直に鑑賞する目はどこに?

私は絵画には詳しくありませんが、面白い話を二つ紹介しておきます(ご存じの方もおれれるかもしれませんが)。 先ずは、フランスの画家クロード・モネの『睡蓮の池」です。この作品、長年、パリの美術館で上下逆に展示されていました。それにおかしいと気づ…

ずる賢い生き方は得でしょうか?

「正直者が馬鹿を見てる一方で、ずる賢い奴が得をしている」ということが言われたりしますが、実際はどうなんでしょね? 『7日間で「幸せになる」授業』(前野 隆司 慶應義塾大学教授 著)によると、そうではないようです。もちろん、傾向であって、例外がな…

What are lucky people characterized by?

The following are some of the techniques listsed in the book entitled "The Luck Factor" that lucky people incorporte in their lives. 1. Develop a more relaxed attitude towards life. 2. Listen to your gut feelings and hunches. 3. Take steps…

運のいい人の特徴

「ついこの前、俗説や通説に要注意と書いていたのに何ですか、このタイトルは?」と思われた方もいらっしゃるでしょうね。お気持はわかります。 私も若い頃、運とか縁とかいう考え方が嫌でした。しかし、中年以降、自分の人生を振り返ると、どうもそうしたも…

おかしな調査報告 あり得る事例

一つ前の投稿記事で紹介した『「社会調査」のウソ』の本をもとに、私があり得そうな架空の事例を考えてみました。 1. 迷惑駐輪激減? ある場所では迷惑な自転車の駐輪が多く困っていました。そこで、一ヶ月かけて、迷惑駐輪防止のキャンペーンを展開。で、一…

統計やデータにも要注意

日本の食糧自給率は低いと思っておられる方は多いと思います。私もその一人でした。しかし、そうとも言えないのです。以下は、少し長いですが、『疑う力』(西成活裕 東大教授 著 PHP ビジネス新書 2012年)からの引用です。 近年、「日本の食糧受自給率は40…

俗説や通説には要注意

前の投稿記事では、イタリア人の楽観主義に触れていました。「〇〇人の特徴は〜」だと簡単に思い込んでしまいがちですが、こうした通説や俗説には注意することも必要ですからね。 日本人は集団主義だと言われていますが、これに対しては、高野陽太郎(東大名…

イタリア人の「なんとかなる」

今日は、イタリア人タレント、ジローラモさんの『イタリア人式楽観思考法』から、以下を引用させていただます。 日本人は、本当に真面目。イタリア人も見習わないといけないところが、たくさんあると思う。でも、一方で、日本人ならではのウイークポイントが…

エリートビジネスマンのその後

漁師に出会って、それまでの自分の生き方に疑問を抱き始めたエリートビジネスマンTomは、食料品店を営む働き者で幼馴染のDaveに、漁師に出会って感じたことを話します。 Tom: 俺のこまれでの生き方は間違っていたのかも知れないな。 Dave: そんなことはない…

An able business person's goal

The fable below is a famous story about an elite business person and a Mexican fisherman I found very interesting online. An American investment banker was at the pier of a small coastal Mexican village when a small boat with just one fish…

エリートビジネスマンの目指す先

今日は、ご存じの方も少なくないかもしれない「小話」を以下に紹介させていただきます。私がこの話を知ったのは、今から15年くらい前だったように思います。この話の大元がどこだかは知らないのですが、イタリア人タレント、ジローラモさんの『イタリア人式…

エゴとのうまい付き合い方とは?

今日は斎藤茂太(精神科医 2006年に他界)著『「捨てる力」がストレスに勝つ』から、以下を引用させていただきます。 一見捨てたがいいもののように思われがちだが、実は捨ててはいけないものがある。「エゴイズム」だ。 これは人間の「生きる力」といっても…

自然とのふれあいの大切さ

今日は五木寛之さんの『あなたの人生を誰かと比べなくていい』から、以下を引用させていただきます。 自然との共生感覚と言ってもいいかもしれません。そうした感覚に触れることが、生きていく力を回復していくきっかけになるのです。 今の日本では、こうし…

『佐賀のがばいばあちゃん』より

本棚にあった『佐賀のがばいばあちゃん』(島田洋七著)を取り出して、最後の部分の「特別付録」を読んでいました。その中の一部を紹介させていただきます。 1.(洋七)「ばあちゃん、英語はさっぱり分からん」 (祖母)「じゃあ、答案用紙に『私は日本人で…

Midnight lovers

It has been very cold these days in the Aso area, too. We had snow and hail the day before yesterday. It was sunny and cloudy yesterday, but still very cold. The top of Mt. Aso was covered with snown as shown in the photo below. On a cold …

真夜中の恋人

このところ、阿蘇でも寒い日が続いていて、一昨日は雪が降ったり、霰(あられ)が降ったりしていました。昨日は、晴れたり、曇ったりの天気でしたが、それでもかなり寒かったです。下の写真は、午後3時頃の阿蘇山です。 こう寒いと、やはり、体が温まるもの…

お茶の値段と味について

私が飲むのは緑茶と紅茶で、コーヒーは全く飲みません。で、お茶については詳しくはありませんが、「値段と味はそれほど比例しない」と感じています。 近年はずっと100グラム1,000円と3,000円のお茶を飲んでいます。3,000円のは化学肥料と農薬を使っていない…

阿蘇の風景写真です No. 2

前回の写真に続き、季節外れの写真をお許しください。これは2013年の秋に撮ったものです。中央に見えるのが、南阿蘇鉄道のトロッコ列車です。地震以降は、現在でも、高森駅〜中松駅の区間のみでしか運行されていません。早い全線での運行再開を願うばかりで…

成人の日に想う まだまだ若いもんには負けんばい

今日(1月10日)は成人の日。私が成人になったのは、今から40年以上も前のことです。この間、日本や世界は大きく変わりました。特に、21世紀に入ってからは質的にも大きく変わって来ていると感じでいます。 この大きな変革期について、ある有名な経営コンサ…

阿蘇の風景写真です

私はパソコンが苦手で、このブログも知り合いの若い人に設定していただいたほどです。先ほど、知り合いから「時には写真を添付してみたらどうですか」と助言されて、試行錯誤の末になんとか添付できました。この写真は、多分昨年の秋に撮ったものです。コス…

action over culture

When I was in my 40s, my image of an ideal old person was one who is matured in personality and well-cultutred. But now in my early 60s, the image of an ideal aged person is different. I hope to be a good-natured person, at the same time, …

教養と行動力の関係

私は40代の頃、自分の理想の高齢者の姿として「性格は円熟し、教養豊かな人」をなんとなくイメージしていました。 しかし、60代前半の今は、「性格は温厚でも、どこかとんがっていて、行動力のある人」でありたいと思うようになりました。 その変化の理由で…

contrasting lives of a couple and their son

In a coastal village, there lived a couple who ran a grocery store. They were little educated but hardworking and good-natured. On hollidays, they often took a posive part in the community's activities. So, they were loved and respected by…

対照的な親子の人生

海野さん夫婦は共に中卒で漁村で雑貨店を営んでいました。夫婦とも働き者で人柄がよく、休みの日には、地域の奉仕活動などにも積極的に参加し、皆から慕われ、尊敬されていました。夫婦は小学校の同級生で、担任の先生から言われた「世の中の役に立つ人にな…