「ついこの前、俗説や通説に要注意と書いていたのに何ですか、このタイトルは?」と思われた方もいらっしゃるでしょうね。お気持はわかります。
私も若い頃、運とか縁とかいう考え方が嫌でした。しかし、中年以降、自分の人生を振り返ると、どうもそうしたものがあるように思えて来ました。
で、運や縁という考え方を受け入れるようになってから出会ったのが、リチャード・ワイズマン著『運のいい人の法則』角川文庫 という本でした。この本との出会いも運命だったのかもです。著者は、いわゆる開運家とかスピリチュアルカウンセラーとかいう類の人ではなく、イギリスの大学の研究者です。この人、運について研究してる心理学者なのです。この本は10年以上の調査に基づいたものです。
美味しいところだけのつまみ食いではないですが、最後の部分(p.272〜p.274)に挙げてある運のいい人の特徴の一部を、以下紹介しておきます。興味のあられる方は購入されて読まれてください。値段は800円未満です。
1. 運のいい人は、肩の力を抜いて生きている。
2.運のいい人は、直感と本能に耳を傾ける。
3.運のいい人は、直感を高める方法を知っている。
4.運のいい人は、不運のプラス面を見ている。
5.運のいい人は、不運な出来事も、長い目で見れば最高の結果になると信じている。
6.運のいい人は、不運にこだわらない。
7.運のいい人は、積極的に行動して将来の不運を避ける。
今朝この投稿記事を書くにあたり、著者のことをウキペディアで調べていて、ビックリしたことがありました。それは、年こそ違え、誕生日が私と同じだったのです。これも、縁と思いました。