先の投稿記事で『なぜ選ぶたびに後悔するのか』という本を紹介していましたが、この本を買ったのは15年くらい前だったと思います。皆さんの中には、私がこの本を読んでいるので、その後の様々な選択においては、賢明な選択をされてこられたのだろう、と推察されてる方もおられるかもしれませんが、そうではありません。
元々、せっかちで衝動的な傾向があり、慎重にじっくりと考えて決断するのは大の苦手です。趣味に関しては、かなり浪費的な部類に入ると思います。買う時の基準は、機能や使いやすさより、デザインが私の好みであることです。若い頃は、人並みに以上に高級品にも興味があり、買える範囲で高級品を買っていたこともありました。でも、高級品がどんなものか分かればそれで良かったので、長く使うことはなく、ほとんど全ては、比較的短期間で手放しました。高級品も含めたくさん買って来たので、一つの商品を使っていた年数は、大半の人の使用年数の平均がどれほどかはわかりませんが、半分から五分の一くらいと思います。ただ、例外もあります。今、乗ってるマウンテンバイクは２台目ですが、最初のものも普通の価格帯のもので、30年くらい乗っていました。
というわけで、趣味に関しては、かなり散財的で浪費的な消費傾向があり、反省も度々してきたのですが、不思議と後悔はないのです。
それは、よく言われている「やって後悔する方が、やらずに後悔する方よりもまし」ということに関係しているのかも知れませんね。加えて、私にとって大切なことは「楽しむこと」であって「経済的であること」ではないからかもしれません。しかし、もし、極貧生活の経験があったなら、こんな哲人みないなことは言っていないだろうと思います。その点「佐賀のがばいばあちゃん」は、やはり凄いと思います。
