今日は五木寛之さんの『あなたの人生を誰かと比べなくていい』から、以下を引用させていただきます。
自然との共生感覚と言ってもいいかもしれません。そうした感覚に触れることが、生きていく力を回復していくきっかけになるのです。
今の日本では、こうした共生感覚が失われつつあるように思います。だから、人間社会からはみ出してしまうような感覚を覚えると「浮いてしまう」という恐怖感に見舞われるのでしょう。しかし、たとえひとりであっても、鳥や樹木などの多くの自然と共生している感覚があれば、そんな恐怖感は覚えないかもしれません。
下の写真は今から数年前に地元の山道をサイクリングしていた時に、慌てて撮ったものです。小さなネズミが素早く動いたので、ピントが少しずれています。