数年前からずっと観ている時代劇ですが、数ヶ月前から見方にちょっとした変化が出て来ました。特にきっかけがあったわけではないのですが、役者さんの台詞の言い方、表情を気にして見るようになりましたし、また、ある場面での役者さんの口から出る言葉を、脚本家の立場から、捉えるようになって来ました。すると今までよりも、より楽しめるようになりました。多分、役者さんや脚本家さんも、他の作品を観ておられる時は、同じかもしれませんね。もちろん、カメラさんはカメラさんの目から観ておられるのでしょうね。
他方、分析的になり過ぎると、「木を見て森を見ず」的になりバランスの取れた見方ができなくなるかもしれないので、そこは注意したいと思っています。
