美魔女のつぶやき

阿蘇で暮らす自称美魔女の随想

校訓について

近年、おかしな校則が問題になり、見直されて来ていますが、私はとても良いことと受け止めています。

校則と同じ扱いができるとは思いませんが、校訓の見直しも必要はないのか気になります。創立当時とは、時代や環境が大きく変わっている今、求められる(育成したい)人間像(生徒像)が変わるのも当然と思うからです。私立学校の場合は、創設者の創立の理念が深く関係しているでしょうから、難しいでしょうし、必要はないのかもしれません。

因みに私の出身高校の校訓は「質実剛健」です。堅いイメージがしますし、女性が意識されていないようにさえ響きます。華やかさ、軽やかさ、明るさ、柔軟性は尊重されていない感じです。なんとなく「国民一人ひとりには、従順な性格と質素倹約な暮らしを求め、国全体としては強い国を目指していた」頃の雰囲気が出ているような校訓に私には感じられてしまいます。これは、21世紀の今の私個人の視点からはそう感じられるということで、校訓が考案された頃には素晴らしいものであったとは思われます。なので、考え出された当時を非難する意図はなく、あくまで、時代や環境が大きく変わっているので、校訓も見直しを検討しても良いのでは?ぐらいの気持ちです。