美魔女のつぶやき

阿蘇で暮らす自称美魔女の随想

「ミルクムナリ」に涙

今日(7月6日)も沖縄の音楽をCDで聞いていました。夏川りみさん歌う「涙そうそう」は知っていましたが、他の曲は知らないものでした。特に気に入った曲に「ミルクムナリ」というのがありました。沖縄の方言で歌われているらしく、意味は全くわからなかったのですが、どこか神秘的で力強く、逞しい響きがあり、何ともカッコいいと感じました。で、今日初めて、調べてみました。ご存じの方も多いかと思いますが、今から約30年前の曲で、歌詞は八重山方言で書かれていて、内容は農作物の豊穣を神に感謝し、歌い踊る様子を表現したものとのこと。調べた後は、YouTubeで鑑賞しました。作曲者でもある日出克さんの演奏されながら歌われる様子や、踊っている方々(私が観たのは子どもが入っていました)を見て、感動して、涙がこぼれて来ました。悲しい歌ではないのに、なぜだろうと自問してみました。演奏の仕方や踊り方(決まった型はないようです)が、歌の趣旨にあるように、神様に感謝の気持ちを表現することから来ているからではないかと思いました。何というか、素朴で技巧に走らない動きが、かえって心を打つのかもと思いました。