近年、感じていることです。テレビ番組で経済や政治に関して、いつも自信たっぷりに自説を述べている人ほど、意外にも、間違っていることが多いのではないか？ということです。理由ですが、政治や経済は数学や自然科学とは異なり、数式で証明したり、実験で確かめたりすることができないし、多数の要因が複雑に関係しいる場合がほとんどです。そして、事象を見る人の価値観や性格にも左右されて、意見が形成されがちと言われています。
こうしたことを考慮すると、様々な意見や見方がある中で「自説が絶対に正しいと確信していること自体に、本来は疑問を抱いて良いはず」と私は思うのです。自信満々に自説を主張している論客は、テレビ受けを狙っているのか、考察不足か、確証バイアスに陥っている可能性が高いのでは？と私は勝手に思っています。
