美魔女のつぶやき

阿蘇で暮らす自称美魔女の随想

所有欲と幸福

新年に入り写真の2冊を読んでいたのですが、今回は右の堀江氏の本についてです。

 

堀江氏は貯金は無駄で、お金は色々と体験するために使うべきだ、とのこと。彼の人生哲学は「人生を楽しみ尽くすこと」と別の本に書いておられます。私も人生は楽しんでこそ、と思っています。

他方、物、特に高級品に憧れるも自然な感情かと思います。私の世代は「いつかはクラウン」というキャッチコピーを知っています。日本の経済成長と合わせて自分の給与も上がり、自分や家族が購入する車も段々と高価な物にしていくという時代を象徴するキャッチコピーでした。車に限ったことではなく、色んな物において、より高価な物を買えるようになっていくことで、より豊かになったことを実感していました。心理学でも、物の与える満足感は長続きはしない、ことが実証されていますが、それでも、人はより高価な物を欲するのかもしれませんね。高級品の購入に関しては、見栄から来るもの、好奇心から来るもの、実用性から来るものなど動機はいくつかありそうですね。高級炊飯器は、見栄で買うことはなく、実用性からでしょうね。私は、やや高級な急須を半年あまり前に購入しましたが、これは、お茶屋さんから勧められて、好奇心から購入した感じです。購入後、安価な急須と比較してみらた、多少ですが、確かにより美味しく感じたので、結果としては実用性がある購入となりました。

見栄からの高級品購入に関しては、私はそれも良いとの立場です。多少の自慢は自然だし、微笑ましいく感じますが、ただ過度の自慢は人から嫌われそうですね。