還暦を過ぎた私が、この時代に強く共感する故事、諺、格言と逆にどうかな？と感じるものをいつくか挙げてみました。
強く共感するもの。
1. 諸行無常、有為転変 21世紀に入り特に変化が激しいと思うので。
2. 臨機応変 変化の激しい時代、臨機応変力が大切と感じています。
3. 禍福は糾える縄の如し 何か福で何が禍かは、後にならないとわからない。
4. 口は災いの元 批判、悪口などはいつか自分に災いとして返ってくる気がしています。
5. 角を矯めて牛を殺す ちょっとした欠点を直そうとして、かえって全体をダメにしてしまう。改革、改善の際には心得ておく必要がありそうです。短所は長所を支えている気もしています。
6. 迷わぬ者に悟りなし 迷い、悩んでこその悟り。ずっと自信たっぷりの信念や言説の人は意外に物事が見えていないのかも。「万巻の書を読み、長生きしてもまだ悟れない」と感じることこそ、もしかしたら究極の悟りかも。否、そもそも、悟りは不要かも。
どうかなと思うもの
1. 石の上にも三年 変化の激しい時代、ある程度努力してだめなら早く見切りをつけ、方向転換するが大事かも。
2. 初志貫徹、首尾一貫 変化の激しい今、途中で変えても良い気がしています。
3. 転ばぬ先の杖 転んでも、起き上がって進めば良し。杖があれば、走りにくい。用心や準備のし過ぎは行動力や積極性を奪う気がしています。
以上はあくまで私個人が感じているもので、人それぞれに好きな諺、故事、格言と逆に違和感を覚えるものがあって当然ですね。
