歴史から学ぶ

ビスマルクというドイツの前身の国の首相は「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言ってます。他方、同じくドイツのヘーゲルという哲学者は「歴史から学ぶことができるただ一つのことは、人間は歴史から何も学ばないということだ」と言ってます。

私個人は後者の言葉により共感を覚えます。理由ですが、歴史を学ぶとは言っても、大半は知識の獲得で終わり、人生に賢く活かすことは容易ではないと思えるからです。また、人間的に魅力的で賢明な人ほど、歴史をよく学んでいるともなかなか思えないからです。