美魔女のつぶやき

阿蘇で暮らす自称美魔女の随想

立派な考えは不要!?

以下は中村 哲著『ほんとうのアフガニスタン』(光文社 2002年)からの引用です。中村 哲さんはご存知の方も多いかとは思いますが、長年アフガニスタンで医療活動や井戸掘りなどをされていた医師です。ただ、2019年に現地で凶弾に倒れて、お亡くなりになりました。

 

(1)始めから立派な道徳的な気持ちを持つ必要もありません。

中略

(2)私もじつは、医者になってからも、別にあんなところに行こうとは思っていなかったのですから。これは縁というもので決まっていくとしか思えないところがある。

(3)縁がある人は長くやっているし、縁がない人は、どんなに意欲があっても続かない。

(4)失恋の憂さを晴らすためにやってきて結構長く留まるとか、立派な人道主義を胸に抱いてやってきたが、夢破れてすぐに帰ったということもあります。

中略

(5)あまり肩肘張らずに、いいと思うことは真っ直ぐにやればいいと思います。