最近のアメリカの研究結果によると、口座を別々に持っている夫婦よりも共通の口座でお金を管理している夫婦が、意外にも良好な関係を築いていて離婚率が低い、とのこと。お金を別々い管理している方が、お金のことで揉めることが少ないように思えるが、実際には、共同で負担する必要がある場合に、それぞれがいくら負担するかで、揉めることになる、とのこと。
ただ、これはアメリカ人の場合で、日本人にも当てはまっているのかどうか。また、口座が別々か共同かどうかと離婚率の高低は、相関関係であり、因果関係かどうかは不明のようです。夫婦の良好な関係（離婚率の高低）と口座が共同かどうかは、実は共に結果であり、真の原因は別にあるのかもしれません。真の原因をAとして、それがもたらす結果を BとCとすると、BとCには本当は相関関係があるに過ぎないのに、BとCの関係を因果関係と受け取ってしまいがちですからね。
