職住近接とは、文字通り「職場と自宅の距離が近いこと」です。近年、都市部での長時間通勤問題の解消のために推奨されていたのですが、コロナで一層注目されて来ているようです。調べてみると、長所ばかりではなく、当然ながら、短所も挙げてありました。
私は、挙げてあった長所の他に、通勤に使われるエネルギーの少なさがある、と思っています。鉄道やバスや車を使う距離が短くなったり、自転車や歩いて行くことで、電気やガソリンの消費量が減少するからです。鉄道会社やバス会社や石油関連業者にとっては、収益減になるので歓迎し難いことでしょうが、環境には良いことです。
この職住近接も、輸送にかかるエネルギー消費を減らす(他の利点も、もちろんありますが)「地産地消」と共に、広まっていくことを願っています。